抜髄(歯の神経をとる処置)は歯の長持ちにとって不利になります。
歯科医療従事者であればこのことは理解し、現場での感覚としてわかっています。
今回は同業者である歯科衛生士さんに生活歯髄療法を行った症例です。
古い修復物を除去したところ、内部で大きな虫歯になっていました。
う蝕検知液で染め出し、慎重に感染部の除去を行います。
感染部を除去したところ、歯髄腔まで達する深さでした。
MTAセメントで穿孔部を慎重にふさぎます。
コンポジットレジンで封鎖しました。
この後、修復処置に移行します。
治療名:MTAセメント治療
治療の説明:高い殺菌作用と封鎖性のあるMTAセメントにより、歯の神経を保護することのできる虫歯治療法です(状態によっては適応できない場合もあります)。
治療のリスクや副作用:まれに治療後に炎症が生じ、神経を抜く治療が必要になる場合もあります。治療直後に歯がしみる可能性があります(次第に症状は軽減・消失します)。
治療の期間:約2か月
費用:50,000円(税別)
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午前 | ○ | ○ | ○ | × | ○ | ○ | × |
午後 | ○ | ○ | ○ | × | ○ | ○ | × |
午前:9:00~13:00
午後:14:00~17:30
※祝日のある週の木曜は診療しております。
休診日:木曜・日曜・祝日