当院のインプラント治療

当院でインプラント治療を担当しているのは、日本口腔インプラント学会専門医の資格を持つ院長です。この専門医資格は、治療技術・知識・実績を学会に認められた歯科医師だけが取得できるものです。

インプラントは、外科手術を伴う難しい治療の一つ。インプラントを埋め込むあごの骨の周辺には、重要な血管や神経が数多くありますから、これらの組織を傷つけることなく手術を成功させなければなりません。確かな技術と経験を兼ね備えている歯科医師が治療を担当したほうが、よりご安心いただけるものと、私たちは考えています。

このように、患者さまに不安なく治療を受けていただくため、当院では学会に認められた技術・知識・実績を持つ歯科医師が治療を担当しています。

過去に「インプラント治療はできない」と言われてしまった経験をお持ちの方も、まずは一度ご相談ください。私たちなら治療できる場合があるからです。

インプラント治療を行えない主な原因の一つに、インプラントを埋め込む部分に十分な骨がないことが挙げられます。こうしたケースでは、足りていない部分の骨を増やす治療を行うことがあります。しかし、これは高度な技術が求められる難しい治療であり、対応できる歯科医師が限られているのです。

その点、インプラント治療の分野で15年（※）を超える治療経験を持ち、日本口腔インプラント学会専門医の有資格者でもある院長が治療を担当する当院なら、こうした治療が可能。「GBR法」や「ソケットリフト」といった、あごの骨を増やす治療をご提案できます。

※2020年現在

前述の通り、インプラントは外科手術を伴う難しい治療です。少しでも治療の安全性を高めるべく、私たちは各種設備を取りそろえております。

手術中、誤って神経や血管を傷つけてしまうと、重大な事故につながることがあります。だからこそインプラント治療では、一般的な歯科治療に比べて綿密な検査が必要になるのです。

当院では、歯科用CTによる撮影を実施。これによって、あごの骨の厚みや高さ、神経の位置について、より正確に把握できるよう努めています。

手術中は、顔色など、患者さまの見た目を確認しただけではお体の状況を管理できない場合が多くあります。

私たちは「生体モニター」を導入し、万が一何かしらの異変が生じた際にも、迅速に対応できるよう尽力。生体モニターでは以下の項目を常に測定・記録でき、ますます安全に手術を進めやすくなります。

一般的なメスとは異なり、電気メスは止血しながら患部を切開できるため、手術中の出血を少なく留められます。また、術後の腫れや痛みも抑えられるので、患者さまのお体の負担が軽くなるという利点もあります。

インプラントは、患者さまのお体（骨の中）に埋め込む器具です。だからこそ、当院はその品質にもこだわりを持ち、「ストローマンインプラントシステム」を採用しています。

ストローマンインプラントシステムは、豊富な臨床実績を持つインプラントシステム（方式）であり、採用している国は70か国以上（※）。世界的なシェアを有しています。

このように、私たちは手術中の重大な事故を防ぎ、かつ患者さまのお体への負担を軽くすべく各種設備を取りそろえて治療をご提供しています。

※2020年現在

当院では、患者さまのご希望に応じ、麻酔科の医師を招へいして「静脈内鎮静法（※）」という点滴麻酔を行っています。この麻酔を受けると、うたた寝をしている状態になり、うとうとしている間に手術が終了します。つまり、恐怖や痛みをほとんど感じることなくインプラント治療を受けられるのです。

手術に対する恐怖や痛みについて心配されている方も、是非ご相談ください。

※別途費用として7万円（税別）が発生します。

病院内で他の病気に感染してしまうことを、院内感染と呼びます。私たちは、インプラントの治療中に院内感染を引き起こすことのないよう、感染予防対策を徹底しています。

当院の場合、インプラントの手術は専用のオペ室にて実施。オペ室は個室であり、一般診療を行う診療室とは遮断されています。個室のオペ室にて手術を行うことで、空気中の汚染物質が侵入することを防いでいます。

院内感染の主な発生原因は、治療で使う道具が細菌に汚染されていることです。そのため、歯科医師や歯科衛生士が使う以下の道具を、私たちは使い捨てにしています。他の患者さまの治療にこれらを使い回すことは、一切しておりません。